これまで3回にわたってクロスチャネル・キャンペーンマネジメント(CCCM)導入検討から実装の段階で必要なコストを紹介してきました。第4回は、CCCM導入後の運用準備で見落としがちな必要コストや、運用後に必要となる費用について、詳しく見ていきましょう。
クロスチャネル・キャンペーンマネジメント(CCCM)の実装が終わり、運用がスタートする前には運用開始に向けた準備が必要になります。
この準備は円滑な運用のために必要不可欠な作業である一方で、そもそもどのような準備が必要になるかを導入企業自身が把握することが難しく、加えてベンダーやパートナーによっても提供しているサービス内容が異なるために、予算獲得の際に見落としてしまいがちです。
また、いざ運用が始まると運用開始後の予算が不足してしまうケースもあります。システム利用料としてのランニングコストは予算として組み込んでいても、PDCAを運用するための人的リソースやコストを十分に確保できていないと、導入効果を最大化できないということにもなりかねません。
連載最終回となる今回は、運用準備期間や運用開始後に必要な費用と、その考え方について詳しく説明します。
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