Criteoは米国時間の2月26日、ブルガリアに本社を置くVayant Travel Technologies(以下、Vayant)と共同で、航空運賃に関するリアルタイムデータをCriteoのデジタル広告で配信することを発表した。
Vayantは、リアルタイムの航空運賃データの取得/検索の技術で世界をリードするテクノロジ企業。これにより、航空会社は現時点で入手できる最低運賃を表示したWeb広告をターゲティング層に配信できるようになる。
Criteoの社長兼最高執行責任者(COO)であるエリック・アイヒマン氏は「航空会社のパーソナライズ広告で、消費者にベストな価格をリアルタイムに表示できるソリューション」と説明している。
今回のCriteoとVayantの提携に当たっては、効果の高い広告戦略を目指すルフトハンザ航空によって実現した。実際、消費者の9割以上が「航空券購入の決め手は価格」と答えており、今回の提携により航空会社のコンバージョンレートが倍増することが期待されている。
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