2015年2月末の正式リリースを控える「KARTE」はサイト訪問者の行動履歴をリアルタイムに可視化する解析ツールであり、解析結果にもとづいた施策をきわめて容易に実行できるキャンペーン支援ツールである。
このツールを開発するプレイドのCEO 倉橋健太(敬称略)は楽天でWebディレクションなどに従事するうち、Webサイト、特にECサイトの運営面の問題に気がついた。サイト来訪者の行動履歴データがビジネス改善に生かされていない。実際には、使い勝手のよいサイト解析ツールはいくつもあるし、キャンペーン支援ツールもたくさんある。しかし、それらのツールの使い勝手のよさにはまだ見直す余地がいくらでもあるはずだ。
プレイドCEOの倉橋健太氏。2005年に楽天に新卒入社。楽天市場においてWebディレクション、マーケティング、モバイル戦略、広告戦略等、多岐にわたる領域を担当。2011年10月、プレイドを設立。
- 第4回 データマイニングで陥りがちな「分析のワナ」
過去3回目の連載では、テキストマイニングの概論と、意図したインサイトを導き出す手法をご紹介した。しかしこれだけですべて上手く分析できる、というわけではない。テキストマイニングには、分析結果の信頼性を大きく左右するさまざまなワナが存在するのだ。第4回は、正確なインサイトを導き出すため、分析のプロセスにおいて注意すべきポイントについてお伝えしよう。
- 「データドリブンマーケティング」とは本当にリーチしたいターゲットを探し出すための戦略
米Turnは2014年10月7日、電通にデータマネージメントプラットフォームとプログラマティック広告の実行、分析などのサービス提供元として採用されたと発表した。数多くの実績やハイレベルなソリューションを強みに、データドリブンマーケティングプラットフォームとして高い評価を得る同社。データドリブンマーケティングのインパクトについて、CEOのビル・デマス氏に話を聞いた。
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第4回では具体的にデータを活用するプロセスについて解説しました。今回はデータ活用を成功させるための「ビッグデータへの対応」「ITを活用してスピードアップ」「オートメーション」という3つのポイントについて解説します。
- 第3回 データは溜まった、という人に真っ先に見て欲しい「相関」
アドテクの進化は止まらず、もはや計測できない領域はないとも言える。しかし、どのように調理すればいいかに困っている人は多い。マスとデジタルをどのように分析すべきか、その導入を紹介する。
- 第4回 購買データの新たな挑戦
マーケティング活動の基本指標となる購買データ。今回は既存のPOSデータや消費者スキャンパネルデータを振りかえるとともに、全く異なる分野であるスマートフォン・タブレット用アプリの最前線から、新たな購買データ活用の可能性を探る。
- 第1回 データマイニングで見込み顧客を狙い撃ち
予測・発見型のデータマイニングをマーケティングに活用するにはどうすればいいのだろうか? SAS Institute Japan マーケティング本部長 北川裕康氏が、実例と自身の体験をもとにマーケティングに活用できるデータマイニングの基礎を解説する。
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