仏Criteoは6月24日、モバイルデバイスにおけるEコマース消費者動向レポート「Mobile Flash Report」を発表した。流通、旅行、自動車およびクラシファイド広告の合計クリックは、2014年Q1に得られた全モバイルクリックの70%を占め、ウィークデイよりもウィークエンドでの購買行動が活発になるとする。
モバイルデバイスのCTRはPCと比べて、多くの業界で高く、例えば、Androidデバイスでの平均CTRはPCと比較しておよそ2倍である。特にタブレット端末は(スマートフォンなどと比較して)高いCTRが得られる。
OS別に見ると、世界的にはAndroidデバイスがもたらす売り上げの方が大きいが、米国とヨーロッパではiOSデバイスを経由した売り上げが上回る。なお、モバイルデバイスでの平均購入額が最も大きい分野は、ホテルの予約(364.80米ドル)で、後に、レンタカー(209.10米ドル)、アパレル(105.30米ドル)が続く。
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