CRITEOの2014年事業戦略――買収した英AD-X Trackingでモバイル広告対応を強化モバイル広告戦略を加速

リターゲティング広告事業を展開するCRITEOの2014年事業戦略は、2013年7月に買収した英AD-XTrackingによるモバイル広告配信事業が核となるだろう。CRITEO代表取締役 兼 アジア太平洋地域担当マネージングディレクター上野正博氏に話を聞いた。

» 2014年04月04日 15時32分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]
CRITEO代表取締役 兼 アジア太平洋地域担当マネージングディレクター 上野正博氏

 リターゲティング広告事業を展開するCRITEOは4月3日、同社の事業概況と2014年の戦略について発表会を行った。2014年の戦略の柱となるのは、(1)休眠顧客の掘り出しを実現するソリューション「CRITEO MID FUNNEL」、(2)単品もしくは商品数が限定されている企業向けソリューション「CRITEO SINGLE PERFORMANCE BANNER」、(3)Android/iOS両方に対応したモバイルプラットフォームへの対応、(4)昨年7月に買収した英AD-X Tracking社のソリューションによるモバイル広告配信 ―― の4つ。強みを持つデスクトップ広告に加え、世界的に伸びが期待されるモバイル広告市場へ本格展開することで、成長加速を目指す。

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