広告に限らず、プレゼンなども含めたコミュニケーションの現場では、最もアピールしたいことを強調するために比較という手法がよく使われます。しかし、ヤマダ電機が制作した比較広告にはちょっとした問題がありました……。マーケティングコラム投稿メディア「マーケター通信」で2013年11月に公開されたコラムから気になるものを紹介します。
ITmedia マーケティング編集部が運営するコラム投稿メディア「マーケター通信」。2013年11月で最も興味深かったのは黒須敏行さんの「ヤマダ電機のタブレットの比較方法が酷すぎると話題になっている件から考える『競合他社よりも高い商品をインターネットで買ってもらうためのユーザビリティ改善方法』」でした。ヤマダ電機によるタブレットの比較広告を題材にして、インターネットにおけるユーザーコミュニケーションの本質を考える内容です。
広告に限らず、プレゼンなども含めたコミュニケーションの現場では、最もアピールしたいことを強調するために比較という手法がよく使われます。しかし、プレゼンター(あるいは比較広告を制作する側)は、あくまでも中立的な立場を貫かなければいけません。比較を行う時点で何らかの意図が紛れ込んでいるのは仕方ないのですが(それが目的なのだからどうしようもありません)、せめて、見ている人たちには、比較が妥当であるということの「腹落ち感」を提供したいものです。そうでなければ、比較を行ってまでプレゼンしたかったアピールポイントの価値を損じることになるでしょう。
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