米Twitter社は2013年3月18日、公式ブログでTwitter Ads用のセルフサービスプラットフォームを発表した。
同社によると、「地元のパン屋さんから大企業まで」、ありとあらゆるビジネスユーザーが簡単に利用できる強力なツールとしている。
このツールは、昨年3月から米国内の限定ユーザーを対象に公開されたもので、現在も米国拠点企業にしか公開されていない。2013年後半にはグローバルサービス開始予定のことだが、すでに数千の先行ユーザーが大きな効果を実感しているという。今回米Twitter社は、これら先行ユーザーからのフィードバックを受け、次の2つの機能をリリースした。
広告ターゲットを、より詳細に設定できる「ターゲット設定オプション」を追加。広告配信ターゲットの設定については、まず、ある利用者(@ユーザーネーム)のフォロワーと同じ関心を持つユーザーをターゲティングする。例えば、ゴルフ専門店が自社をプロモーションしたいとき、ゴルフ関連のTwitterユーザー「@GolfDigestMag」や「@GolfChannel」などをフォローしているユーザーをターゲットにするという方法だ。現在、350以上にのぼる幅広い関心カテゴリからターゲットを選ぶことができる。人々の関心をターゲティングすることで、エンゲージしやすい人々にメッセージをリーチできるというメリットがある。
追加された「ターゲット設定オプション」では、広告主が、広告表示させるデバイスやプラットフォームをより詳細に特定できることが特徴。例えばゲーム開発者が、Androidデバイスユーザーに限定してキャンペーンを展開したり、またはAppStoreへ誘導するため、Appleデバイスを指定して広告を打つといったきめ細かな指定が可能だ。
オンライン広告経験が豊富な広告主に対し、複雑なキャンペーンをリアルタイムに最適化する最新型のインターフェイスを提供。よりきめ細かなキャンペーン展開や、詳細な分析&レポートの確認、マルチキャンペーン最適化などを選択できる。価格は同一のまま、両方のインターフェイスをキャンペーン開始から終了まで利用可能だ。
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