米SAPのグローバルサーチ担当シニアディレクターのCrispin Sheridan氏(クリスピン・シェリダン氏)は2013年3月6日、ClickZ.comに「Why Companies Should Use Pinterest for B2B With 4 Key Tips」(4つの工夫で、企業がBtoBでPinterestを活用すべき理由)と題するコラムを発表した。
Pinterestは、自分が気に入った写真や動画をネット上で共有するソーシャルサービス。ロイターの報道によると、2013年2月時点でユーザー数は全世界で4870万人に上る。特徴的なのは、このうち8割が女性ユーザーであるということだ。米調査機関のPew Internet & American Life Projectによると、米国の女性インターネットユーザーの5人に1人はPinterestを利用しているという。Facebookなどのソーシャルメディアは、一般に、家族や日常生活の写真を自分で撮ってアップするが、Pinterestの場合、自分で画像をアップしなくてもよい。ネット上にある写真や動画の中から、お気に入りを見つけ、自分の「ボード」にピンで止めていき、つながっている友人たちと共有するのだ。シェリダン氏によると、Pinterestのユーザーは、インテリアから台所用品、ベビー用品にいたるさまざまな写真を“目利き”して、ピンを止めていくという。次回何かを買う時に、ブラウジングして参考にするためだ。
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