ニフティとコムニコ、ライフメディアは1月11日、2013年に成人式を迎える新成人を対象にした、ソーシャルメディアの利用実態調査を発表した。
新成人(1992年4月2日〜1993年4月1日生まれ)はどのようにソーシャルメディアを活用しているのだろうか。「最もよく利用するソーシャルメディア」に関する設問では、「Twitter」(42.5%)、「LINE」(16.9%)、「Facebook」(13.0%)という結果となった。男女別では、女性の51.5%が「Twitter」を最もよく利用すると回答している。
「ソーシャルメディアの利用期間について」の設問では「1年〜2年未満」(22.9%)、「半年〜1年未満」(17.1%)、「2年〜3年未満」(16.1%)となった。
「どのような通信機器で最もソーシャルメディアにアクセスしているか」、という設問では「スマートフォン」(48.9%)、「ノートPC/モバイルPCなど」(22.5%)、「携帯電話/PHS」(17.6%)という結果だった。スマートフォンと携帯電話などを合計すると、7割弱の新成人はソーシャルメディアのアクセスに、主にモバイル端末を使用しているようだ。
「今後最も使いたいと思っているソーシャルメディア」に関しては、「Facebook」(17.8%)、「LINE」(10.4%)、「Twitter」(10.1%)となった。最も多い回答は「ない」(57.0%)だった。Facebookを使いたい理由としては「就職活動のため」「周りの友達が利用しているから」「世界中の人とつながれるから」などが挙げられた。
1日のインターネット利用時間に関する問いでは「2時間以上3時間未満」(26.3%)、「1時間以上2時間未満」(23.3%)、「5時間以上」(17.4%)、「3時間以上4時間未満」(12.9%)だった。1日に2時間以上インターネットを利用するという回答は6割を超え、新成人にとってインターネットが生活に密着していることがうかがえる。
最も利用するソーシャルメディアが「Facebook」「LINE」の場合、インターネットの利用時間は2時間未満がいずれも45%、「Twitter」「mixi」の場合は3時間以上がいずれも45%を超える結果となった。
また、最も利用するソーシャルメディアが「Facebook」「LINE」の場合、「時間的なゆとり」や「生活全般の満足度」「将来への展望」への満足感が全体平均に比べて高く、「Twitter」「mixi」の場合には低い結果となった。
「ソーシャルメディアを含めネット上でどのくらい書き込みや投稿をするか」という設問では、「ほぼ毎日」(30.4%)、「週に数回」(21.4%)、「週に1回」(10.6%)という結果で、6割以上の新成人は週に1回以上ソーシャルメディアに書き込むという結果が出た。
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