イプソスは1月10日、ソーシャルメディアの各国利用について、24カ国約1万8000人を対象に実施した調査結果を発表した。70%以上の人々が日常的にソーシャルメディアを利用しており、利用時間は1日平均3.6時間であった。
イプソスが世界24カ国で約1万8000人を対象に実施した調査によると、70%以上の人々が日常的にソーシャルメディアを利用していることが分かった。また、ソーシャルメディアを利用する人々は、1日平均3.6時間をソーシャルメディア活動に費やしているとも明らかになった。これは、睡眠時間を除く1日の活動時間の25%以上にも上る。年齢別では、最もソーシャルメディアに時間を費やしているのは35歳以下の層で、1日の平均は4.2時間。35歳〜49歳では3.1時間、50歳以上では2.8時間であった。
国別の平均を見ると、最も利用時間が長い国はインドネシアとサウジアラビアで5.1時間だった。「トルコ」(4.9時間)、「アルゼンチン」(4.7時間)、「ロシア」(4.6時間)がその後に続く。
日本の結果を見てみると、ソーシャルメディアに費やす時間は1日平均2.3時間で24カ国中最低だった。年齢別では世界と同様、35歳以下の層が最長で2.5時間、それ以上の層では差が見られなかった(35〜49歳、50歳以上でそれぞれ2.2時間)。男女別には、男性よりも女性の方が平均利用時間が長いという結果だった(男性2.1時間、女性2.5時間)。
調査概要
実施時期:2012年11月6日〜20日
調査手法:イプソスのオンラインパネルシステムにより世界24カ国で毎月実施するGlobal@dviser調査
対象国(24カ国):アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
対象者:カナダ及び米国では18歳〜64歳、その他各国では16歳〜64歳の対象者1万8003人各国1000人以上が回答。なお、アルゼンチン、ベルギー、インドネシア、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、トルコでは各国500人以上
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