商品購入者が持っているレシートから「買った理由」を調査するサービス、ソフトブレーン・フィールドとクレディセゾン購買証明付き購買理由データ

ソフトブレーン・フィールドとクレディセゾンは2012年12月9日から業務提携契約、共同事業契約を締結し、消費財メーカーを対象としたマーケティング支援サービスを2013年2月より展開すると発表した。

» 2012年12月19日 17時10分 公開
[ITmedia マーケティング]

 両社の提供するマーケティング支援サービスは、商品を店頭で購入したクレディセゾンネット会員(ショッパー)から直接、レシート画像とともに購買理由を収集し、契約した消費財メーカーに専用Webサイトを通じてデータを提供するというもの。これにより、メーカー各社が消費者の動向に合わせたブランド戦略/販促計画をより精度高く立案できるようになると両社はアピールする。定量的に購買情報を収集できるため、週次POSデータなどとの連動分析も可能となる。

 ソフトブレーン・フィールドは、800万人のネット会員を持つクレディセゾンと提携することで、本人認証度の高い“ショッパー”の声を収集する。“ショッパー”は、会員登録を前提に購買理由とレシート画像をクレディセゾンに提供すると、ポイントサイトでポイントを貯めることができる。

 ソフトブレーン・フィールドは「現在、消費者を理解する手法としては、顧客アンケート調査などの調査手法があるが、商品購入者を理解する方法についてはまだ確立されていなかった」とコメントしている。

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