第2回 拡張現実を実現する技術――ハード/ソフト編【連載】ARをマーケティングに応用する

「拡張現実を実現する技術」前編では、拡張現実技術におけるハードウェア/ソフトウェアの領域を解説する。

» 2012年10月10日 07時25分 公開
[亀山悦治,ナレッジワークス]

 さて、2回目の今回は、ハードウェアとソフトウェア(前編)、そしてプラットフォーム(後編)という側面から、拡張現実について説明しよう。「技術のことは良く分からないが、どんなことがいくらでできるのか、明日の午前中までにざっくりで良いから教えてほしい」という問い合わせをいただくことが多い。どのような技術があり、どのようなことができるのかということについて、依頼される側も最低限のことを理解されていると良いだろう。

 どのような経緯で拡張現実という技術が生まれたのかという点については、第1回目で概略を説明しているので省略させていただく。また、多くの技術書やインターネット上でも説明されているので、詳しくはそちらを見ていただきたい。ここでは、すでに現在利用されている、または少し先の未来に実現されるであろう技術について、分かりやすく網羅的に説明する。

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