セディナとTrue Data、購買情報とクレジットカード情報を活用したマーケティングサービスを提供開始メーカーや流通小売企業などが対象

SMBCグループのセディナはTrue Dataと業務提携し、購買情報とクレジットカード情報を掛け合わせたビッグデータをマーケティングに活用したサービスを提供開始した。

» 2018年10月11日 19時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 SMBCグループのセディナはTrue Dataと業務提携し、メーカーや流通小売企業などを対象に、生活者の商品購買情報とクレジットカード情報を掛け合わせたビッグデータを活用したデータマーケティングサービスを提供開始した。

 多くの流通小売企業と提携してクレジットカードを発行しているセディナと、生活者の商品購買情報(ID-POS情報)の分析・コンサルティング事業を手掛けるTrue Dataがそれぞれ保有するデータとノウハウを活用することで、生活者の購買行動の見える化を目的とする分析支援や市場調査、送客などのデータマーケティングサービスを実現する。

 セディナは、約1600万人のクレジットカード会員情報を保有。提携先・加盟店の自社内の購買情報の他、外部での利用情報の把握が可能で、今後はクレジットカード事業のみならず、信販事業・ソリューション事業におけるデータまで、活用範囲を広げていく予定だ。

 一方のTrue Dataは、ドラッグストア、スーパーマーケットにおける日々の購買情報を、国内最大規模の延べ5000万人分保有している。このデータを基に統計化したID-POS情報を活用して、200社以上のメーカーや小売業をはじめとする企業へデータマーケティングサービスを提供している。

 提携先・加盟店の自社情報とカード会員属性・利用情報、ID-POSの分析情報を掛け合わせることで、これまで自社情報だけでは把握できなかった生活者のニーズを見える化し、商品戦略、エリア・店舗戦略、販売戦略に生かすことができる。

 新サービスでは、データ分析による課題発見から、施策展開、店舗送客までのデータマーケティングに関わる一連の業務をワンストップで支援する。

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