Instagramを通じて「作り手」と「使い手」にビジュアルで世界観を共有する――「Creema」の事例【連載】熊坂仁美の「Instagramをビジネスに活用するヒント」 第4回(1/2 ページ)

Instagramの活用は企業にとってどのようなメリットをもたらすのでしょうか。今回は4万人を超える作家・デザイナーが出店するハンドメイドマーケットプレース「Creema」の運営企業であるクリーマの事例を紹介します。

» 2015年12月21日 08時00分 公開
[熊坂仁美株式会社ソーシャルメディア研究所]

 ファッション、家具、アート、アクセサリーなど、個人クリエイターの手仕事による作品をインターネットで売買する「ハンドメイドマーケットプレース」が注目されるようになっています。「Creema」は、日本において、その先駆けとなったサービスです。クリエイターと消費者によるC2C(個人間売買)市場を成立させるためには、感性や世界観を共有できるコミュニティー運営が不可欠。ビジュアルを中心としたソーシャルメディア活用は重要な施策の1つ といえるでしょう。今回はCreemaの運営企業であるクリーマのクリエイティブディレクター 宮崎絵美氏とマーケティングDiv ゼネラルマネージャー 遠山慎一氏に、同社のInstagram活用の目的とその効果をうかがいました。

「作り手」と「使い手」が出会う場所

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