富士通がCX(顧客体験)改善でNPSを重視する理由CX観点で見たDXプロジェクト「フジトラ」

富士通は今、トップ自らが強力なリーダーシップの下で自身のデジタルトランスフォーメーションを推進している。その内容を「体験」の観点から見ると……。

» 2020年12月23日 08時00分 公開
[冨永裕子ITmedia マーケティング]

 2019年6月に時田隆仁氏が代表取締役社長兼CDXO(最高デジタルトランスフォーメーション責任者)に着任して以降、富士通はさまざまな改革を進めている。2020年7月には全社員が行動原則として参照する「Fujitsu Way」を12年ぶりに刷新し、同社のパーパス(社会における存在意義)を「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」と定めた。これを実現するための最初の一歩として取り組むのが、自らのDXだ。

 富士通の理事CMO(最高マーケティング責任者)を務める山本多絵子氏が、富士通の進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)について、CX(顧客体験)改善の観点から語った。

CXとEXが経営DXの両輪

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