日本におけるショッピングアプリのインストール単価(CPI)は前年比約2倍の5.69ドルに高騰していますが、アプリ経由でのコンバージョン率(登録や購入など)は高水準をキープしているようです。
ドイツ発のモバイルアプリ効果測定プラットフォームベンダーAdjustは、モバイルアプリのパフォーマンスマーケティングプラットフォームを提供するLiftoffと共同で「2020年モバイルショッピングアプリレポート」を発表しました。
このレポートでは、ショッピングアプリをプラットフォーム別、地域(北米、南米、EMEA、APAC)間、季節別、また日本、米国およびブラジルの3カ国におけるユーザー獲得傾向をコストやコンバージョン率、継続率等の観点から分析しています。
今回の調査結果から、ショッピングアプリ経由で初回購入に至るユーザー獲得コストは19.47ドルと、前年(関連記事)と比べて半減しました。また、インストール後の購入率は14.7%で前年(10.5%)を上回り、コンバージョン率(CVR)は40%増加しています。
インストール単価(CPI)は2019年9月から減少傾向にあり、新型コロナウイルスの影響により世界的に外出制限が最も厳しかった2020年3月には1年間で最も低い2.48ドルに低下しています。
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