新型コロナウイルスの感染拡大対策に取り組む百貨店や商業施設の現状に関するレポートです。
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにして不定期でお送りします。
今回は「SNSマーケティング」をテーマに、「シャープさん」など公式アカウント担当者の声(中)とオーディエンスとの関係構築(外)について扱ったコンテンツをお届けします。
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日経リサーチは、関西2府4県居住者2690人に対して3か月以内の百貨店・商業施設の利用状況を調査した「日経リサーチ関西センサス」を基にした「関西エリアの百貨店・SCにおけるコロナ対応調査レポート」を公開しました。
調査期間は2020年4月7日の「緊急事態宣言」発令後に当たる2020年4月17〜27日。約260の百貨店・商業施設における取り組みとして「良い」と感じたものを自由回答形式で聞いています。感染防止のための物理的対策としては「アルコール消毒」「飛沫防止シート」「距離を保つ工夫」など評価する声が多く挙がりました。
直接的な対策以外では、「スピーディーに休業を決めたこと」も支持されています。来店客のみならず従業員を守る姿勢の表れと見られているようです。
その他では「休業に伴うポイントなどの期限延長」「送料無料」など顧客メリットに直接つながる施策が評価されているのは分かりやすいところですが、「来てくれてありがとうと言ってもらったこと」「いつも以上に、丁寧に応対してくれること」なども喜ばれています。さらに、「さまざまな対策を講じた上で地域の人々の生活のために営業を続けていること」への感謝の気持ちも寄せられました。
コロナ禍にビジネスを継続することの難しさは小売業に関わる人のみならず多くの人が感じていることでしょうが、困難な時期の企業の振る舞いを顧客はちゃんと見ているようです。
ITmedia マーケティングの姉妹サイト「調査のチカラ」には、さまざまなリサーチデータへのリンクがジャンル別にまとめられています。
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