従業員のエンゲージメント向上は退職率低下に寄与する――リンクアンドモチベーション調べ今日のリサーチ

リンクアンドモチベーションは、「エンゲージメントと退職率の関係」に関する調査結果を発表しました。

» 2019年10月08日 09時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

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 リンクアンドモチベーションの研究機関であるモチベーションエンジニアリング研究所はリンクアンドモチベーショングループの企業4社を対象に「エンゲージメントと退職率の関係」に関する調査を実施しました。

 エンゲージメントスコア(以下、ES)は人が組織に帰属する要因をエンゲージメントファクター(企業理念や組織風土、支援体制など)として分類し、従業員が会社に「何をどの程度期待しているのか」「何にどの程度満足しているのか」の2つの観点で質問した結果から算出したものです。同社が慶應義塾大学ビジネス・スクールの岩本研究室と2018年9月18日に発表した「エンゲージメントと企業業績」の研究結果では、ESの向上は営業利益率・労働生産性にプラスの影響をもたらすことが明らかになっています。

 今回の調査では、調査対象4法人いずれにおいてもESと退職率の間に強い逆相関が見られました。

「メンバー層」だけでなく「ミドル層」の退職率低下にもESが寄与

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