Webアナリスト小川 卓氏が再びITmedia マーケティングに帰ってきてくれました。今回は「そもそも何のPDCAを回すのか」をテーマに、より原点に近いところからPDCAの考え方を深めていきます。
「小川 卓の『高速PDCA』入門」(バックナンバーはこちら)では、PDCAが必要な理由と回らない理由、また、回らない理由への対処法について、事例を交えて紹介してきました。ここで紹介したのは「何のPDCAを回すのか」が既にしっかり決まっている場合に有効な方法です。しかし、その前提が決まっていない、あるいは正しく設定されていない場合、本来必要がないところでPDCAを回そうと、せっかくの取り組みが空回りしてしまう可能性があります。
今回の連載(全4回)では、「何のためにPDCAを回すのか」というテーマについて、どのように整理すればよいかを紹介します。最初の2回は筆者の考え方と具体的な進め方を、そして、後半の2回では実際にPDCAを回している企業に聞いた設計例や考え方をインタビュー形式で紹介します。
成果につながる考え方:エキスパートが語る「高速PDCA」の回し方――シナリオ設計から組織と仕組み作りまで
【連載】小川 卓の「高速PDCA」入門 最終回:ベネッセの事例が教える「大きな組織で高速PDCAを回すコツ」
【連載】小川 卓の「高速PDCA」入門 第3回:新規Webサイトで「いきなり高速PDCA」は可能か?――「THEO」の事例に学ぶ
【連載】小川 卓の「高速PDCA」入門 第2回:「できない理由」をつぶして高速PDCAを実現するための具体的な取り組み
【連載】小川 卓の「高速PDCA」入門:PDCAは「勝手には回らない」――もっともな事実とその理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.