AMN、新アンバサダープラットフォームをリリースアンバサダーの発見・分析・コンタクトがワンストップで展開可能に

アジャイルメディア・ネットワークは、アンバサダーの発見・分析・コンタクトがワンストップで可能な「アンバサダープラットフォーム」をリリースした。

» 2016年04月01日 14時10分 公開
[ITmedia マーケティング]

 アジャイルメディア・ネットワークは(以下、AMN)2016年3月31日、アンバサダーの発見・分析・コンタクトがワンストップで可能な「アンバサダープラットフォーム」をリリースした。

 アンバサダーとは一般的に「大使」と翻訳される言葉で、従来は著名人や芸能人がブランドのシンボルとして任命される際に使われている。しかし、最近ではソーシャルメディアの発展に伴い、一般ユーザーの口コミが積み重なることで著名人同様、企業の業績に影響を与えるようになってきていることから、AMNではアンバサダーを「ブランドについて積極的に関わり、発言・推奨する熱量の高いユーザーやファン」として再定義し、アンバサダーを可視化し組織化することで、企業のマーケティング活動に好影響をもたらすことができると考え、企業やブランドのアンバサダープログラムを支援している。

 AMNではアンバサダープログラムを展開するに当たり、アンバサダーを効率的に発見することやアンバサダーの貢献度の可視化・効果測定などが課題になっていたため、2014年3月に「アンバサダーダッシュボード」をリリースし、これまでに累計55を超えるアンバサダープログラムにおいて活用されてきた実績がある。アンバサダープラットフォームは、これを大幅にリニューアルしたもの。

 新アンバサダープラットフォームでは、企業が過去に実施したキャペーンの参加者やソーシャルメディアアカウントのフォロワー、ファン、アンケート回答者、既に存在している複数のデータをインポート・解析することで、これまでの資産を有効に活用してアンバサダーの発見につなげることが可能になる。また、アンバサダーのソーシャルメディア上の発言数や、発言内容を継続して分析し、効果測定も行うことが可能。

 さらに今回のリニューアルでは、アンバサダーの「Instagram」における投稿内容の把握も可能になった他、ソーシャルログイン機能を拡充し、「LINE」やInstagramのソーシャルログインにも対応したため、アンバサダーが利用しているSNSアカウントをより多く把握することが可能になった。口コミの分析機能も強化され、口コミの数だけではなく、そこから生み出される想定リーチや広告換算価値の算出もできるようになった。また、口コミのボリュームが増加した日など、気になったタイミングの詳細な内容確認も可能になった。

Instagramの発言収集機能も

 アンバサダープラットフォームの提供金額は初期費用が30万円。月額費用10万円〜(いずれも税別)。

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