B2CでもB2Bでも「Adobe Campaign」が日本のマーケティングオートメーションで有力な選択肢になる理由「生みの親の1人」が語る

米Adobe Systemsのクロスチャネルキャンペーンマネジメント(CCCM)ツール「Adobe Campaign」が日本で本格展開を開始。製品の特徴と競合優位性などを製品担当のトップに聞いた。

» 2015年09月21日 09時00分 公開
[織茂洋介ITmedia マーケティング]

 米Adobe Systems(以下、アドビ)は2015年9月15日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で行われた年次イベント「Adobe Digital Marketing Symposium」において、「Adobe Campaign」の日本における本格展開の開始を発表した。

 Adobe CampaignはWebやメール、ソーシャルメディア、モバイルなどオンラインのチャネルとコールセンターやダイレクトメール、POS端末などオフラインのチャネルを連動させ、一人一人の顧客に最適な施策を提供するクロスチャネルキャンペーン管理(CCCM)ツールであり、アドビのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」を構成する1つ。B2Cの分野に多くの顧客を抱える製品だが、機能的にはB2Bにおけるマーケティングオートメーションが担う領域もカバーしており、この市場がますます活性化することが予想される。

 ライバルひしめく中、その勝算について、同社デジタルマーケティング事業部門 Adobe Campaign 米国担当バイスプレジデントのシュテファン・ディートリッヒ氏に聞いた。

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