博報堂、オープンイノベーションスタイルの戦略構築プログラムを提供多様な分野のエグゼクティブや専門家の知見を活用

博報堂とサーキュレーションは2015年8月6日、各分野のエキスパートやエグゼクティブ人材とともに新製品やサービスの普及戦略を構築するプログラム「X-book JAM」の提供を開始した。

» 2015年08月07日 18時30分 公開
[ITmedia マーケティング]

 博報堂は2015年6月に、新製品・新サービスの普及戦略を企業のイノベーション推進人材と共にオープンイノベーションスタイルで構築する「ストラテジアソン」の提供を開始しており、「X-book JAM」はこのスタイルを踏襲した第2弾のプログラムとなる。

 近年、企業の枠を超えて人材やアイデアなどを組み合わせ、新たな知見を創出するオープンイノベーションが注目されている。ストラテジアソンはこのオープンイノベーションの考え方を商品/サービスの戦略構築に応用したプログラムであるが、「X-book JAM」はサーキュレーションが提供する専門家ヒアリングサービス「X-book」の内容をアレンジし、オープンイノベーションの考え方を取り入れたものとなっている。サーキュレーションが持つ約3000人の元大手企業幹部や高スキルのシニア技術者、若手専門家のネットワークから各業界のエキスパート人材を選定し、新製品や新サービスのローンチから普及戦略までを協働でプラニングする。

 博報堂のブランディング専門組織「博報堂ブランドデザイン」とサーキュレーションは以前よりシニアエキスパート、シニア・エグゼクティブや企業から独立した専門家などの人材の活用について共同研究・実践を進めてきた。X-book JAMはこれまでの研究・実践の成果として、今までにはないさまざまな人材とのコラボレーションによる「戦略のオープン・イノベーション」プログラムを提供するという。

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