仏Criteoは5月11日、2015年第1四半期の決算を発表し、売上高は2億6200万ユーロと前年同期の1億5300万ユーロから71%増加したことを明らかにした。
純利益は1200万ユーロであり、前年同期の400万ユーロから3倍に増加している。この業績結果を受け、Criteo最高経営責任者(CEO)兼共同創設者であるジャン-バティスト・リュデル氏は「上場企業として6期連続で業績を拡大したことで、Criteoの広告ソリューションアプローチが有効であることが実証された」と述べている。
具体的には、PCからモバイルまでカバーするCriteoのマルチスクリーン・ソリューションを採用する広告主が同社ユーザーの84%に上ったこと、最新のCriteoエンジンを導入した企業は同社ユーザーの22%に達したことが挙げられる。さらに2015年第1四半期は、米国の堅調な伸びが続いたことで、南・北・中央アメリカにおける前年比成長率は101%に成長した。
広告主の純増数も過去最高となり、 2015年第1四半期中に640を超える広告主と契約を結んだ。
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