Customer Decision Hubとは、消費者が抱いている「リアル店舗やメール、Web、ソーシャルなどの各チャネルを自由に行き来し、商品の情報や購買活動を行いたい」というニーズに応えるため、SASが提唱しているコンセプト。具体的には、顧客コンテキストの理解と、複数チャネルにまたがった顧客対応をリアルタイムもしくはイベントベースで連係する意思決定基盤を基に、その瞬間の顧客のコンテキストを理解して、1人ひとりに最適な提案と応答方法を瞬時に決定する取り組みを指す。
- 日本IBM、モバイルストア/ソーシャルメディア/O2Oに対応したeコマース統合プラットフォーム「WebSphere Commerce V7.0 Feature Pack 6.0」を発表
日本IBMは4月9日、モバイル・ソーシャルネットワーク時代のeコマース構築に向けた統合プラットフォーム「IBMR WebSphere Commerce V7.0 Feature Pack 6.0(V7FEP6)」を発表した。
- FAQの刷新からみる新生JALの横顔
日本航空がクラウド型コールセンター・システム「RightNow CX」を導入し、FAQの刷新を図ったのは2012年9月末のこと。JALホームページへの来訪者(ユニークユーザー)は1日およそ40万人だが、その3%程度が同社のFAQページを訪れる。ページ全体に占める規模としてはそれほど大きくはないが、同社がFAQの刷新を決断し、新たなコールセンターシステムの導入に踏み切った背景には、旧来の企業文化を打ち壊し、新生JALとしての再出発を実現したいとする社員たちの思いが込められている。
- 日立と博報堂、マーケティング領域におけるビッグデータ利活用事業での協業に合意
日立製作所と博報堂は2月13日、マーケティング領域におけるビッグデータ利活用事業の提案力強化を目的とした協業に合意したと発表した。この合意に基づき、両社は2013年4月1日から両社協働プロジェクトである「マーケット・インテリジェンス・ラボ」(仮称)を設立、両社の知見を融合させた顧客向けサービスの提供やソリューションの開発などを進めていく。
- スターバックス、Oracleのビッグデータ基盤を採用し経営の効率化とサービス向上を実現
米オラクル・コーポレーションは、自社Webサイトでコーヒーチェーン店を世界展開するスターバックスのビッグデータ活用事例を掲載した。高速ビッグデータ処理用アプライアンスOracle Exadata Database Machineと、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionにより、全米1万店舗から日々のPOSデータと顧客ロイヤリティーデータを収集/分析。これにより、「経営革新とよりよい顧客サービスの実現につながった」とスターバックスの担当者は話している。
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