日本航空 Web販売部 Web・コールセンター企画グループ長 斎藤勝氏
日本航空 Web販売部 Web・コールセンター企画グループ長 斎藤勝氏は言う。「(かつてのJALは)悪い意味で官僚的な組織だった。保守的な思考が社内を支配し、あえて新しいことをしようという雰囲気ではなかった」。もちろん、1人ひとりの社員の中には、現状を打破したいとの思いがあったのだろう。しかし、個人の力で組織の空気を変えることは容易ではない。そんな“淀んだ空気”は同社を会社更生法の適用にまで追い込んだ。会社更生が終了したのは2011年3月末だ。“新生JAL”として企業の再構築を進めていく中で同社は、
- 海外のビジネスアナリティクス市場成長率は10%超、対して日本は5%
IDC Japanの発表したレポートでは、国内ビジネスアナリティクスソフト(BA)市場は2016まで年平均成長率5%以上、世界のBA市場は同10%以上成長すると予測している。
- ビッグデータ技術の導入/活用/知識――IT部門とマーケティング部門に温度差
2013年1月〜3月までの間で、エンタープライズアプリケーション分野のニュースサイト「Enterprise Apps Today」はビッグデータ動向に関して相反する2つの記事を載せている。ガートナーが「2013年は、ビッグデータ活動が一層加速する」と述べているのに対し、マーケティングソフトウェアベンダのNeolane社とダイレクトマーケティング協会(DMA)の方では「ビッグデータプラットフォームベンダの営業活動は、残念なことに大多数のマーケターには届いていない」との見解を示す。どちらも、市場動向調査に基づいた結果から導き出した意見だ。
- スターバックス、Oracleのビッグデータ基盤を採用し経営の効率化とサービス向上を実現
米オラクル・コーポレーションは、自社Webサイトでコーヒーチェーン店を世界展開するスターバックスのビッグデータ活用事例を掲載した。高速ビッグデータ処理用アプライアンスOracle Exadata Database Machineと、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionにより、全米1万店舗から日々のPOSデータと顧客ロイヤリティーデータを収集/分析。これにより、「経営革新とよりよい顧客サービスの実現につながった」とスターバックスの担当者は話している。
- CRMのトレンドはどこへ向かうのか?
2013年も、すでに四半期が過ぎた。マーケティングの世界では、昨年に引き続き、ビッグデータやソーシャルメディア活用が注目されているが、ここで一度、基本に立ち返り、CRM(Customer Reationship Management)についての今年のトレンドを押さえておこう。
- 日本オラクル、情報技術センターにクラウド型CRM「Oracle Fusion CRM」を導入――営業プロセスの効率化と生産性向上を目指す
日本オラクルは3月29日、システム設計/構築サービス事業を展開する株式会社情報技術センターに「Oracle Fusion CRM」を導入したと発表した。
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