テレビCMでカップル専用アプリ「Couples」を目にして驚いた人も少なくないのでは。今やカップルは1セグメントになっているのだ。このCouplesを運営するのは、人気の恋愛・結婚マッチングサービス「pairs」を展開するエウレカ。独自のマーケティング戦略に迫った。
スマートフォンを活用した恋愛/結婚マッチングサービス市場が好況だ。欧米では当たり前のようにオープンに使われるツールだが、日本では「インターネットで出会う……、つまり出会い系でしょ?」とマイナスな印象を抱く人は少なくない。
しかし、大手もこの市場に参入を始めている。2014年12月には結婚情報メディア「ゼクシィ」を企画/制作するリクルートマーケティングパートナーズが婚活/恋活新サービス「ゼクシィ縁結び」「ゼクシィ恋結び」をリリース。日本におけるスマホのマッチングサービスは拡大期にあるといえる。
中でも、今最も勢いがあるサービスといえば、エウレカが2012年に運営を開始した「pairs」だろう。現在、日本と台湾合計で200万人近い会員を抱えている。ここまで成長を遂げた背景でどのような取り組みが行われていたのか。リリース当初からFacebookページやFacebook広告が話題になった彼らが展開してきたマーケティング戦略について話を伺った。
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