日本IBMは12月19日、ビッグデータ活用に関わる人材育成に向け、筑波大学が設置するサービス工学に特化したCoE(Center of Excellence in Big Data & Analytics for Service Engineering、以下「サービス工学ビッグデータCoE」)を支援することを発表した。
筑波大学システム情報系社会工学域では、2015年1月にサービス工学ビッグデータCoEを創設することを予定している。これは学術的に世界でも未踏領域の「サービス開発・改善のためのビッグータ利活用」というテーマに特化したもので、今後10年プロジェクトで“サービス工学×ビッグデータ”の分野で世界最高峰を目指していくという。
IBMは、サービス工学ビッグデータCoEの趣旨と目的に賛同し、IBM Academic InitiativeプログラムによるIBMソフトウェアの提供、最先端ビッグデータ解析ソフトウェアである「SPSS Modeler」「Watson Analytics」の提供、IBMの無料コースウェアとIBM製品トレーニングなどを提供し、ビッグデータ人材の育成を支援していく。
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