ハイブリス、小売業オムニチャネルに関する調査結果を発表実現できているのは45%

コマース・プラットフォーム・プロバイダである独ハイブリスソフトウェア(an SAP Company)は12月19日、RSSが行なった小売業者が直面するオムニチャネル・コマースの課題に関する調査結果を発表した。

» 2014年12月19日 16時00分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 「2014年版小売業のオムニチャネル:2つの課題(Omni-Channel Retail 2014: Double Trouble)」と題したレポートで、ハイブリスはこの調査に関し全般的なサポートを行なった。

 本調査は、小売業者のオムニチャネル戦略を取り巻くビジネスのけん引要素やチャンス、組織における制約に関して分析したもの。調査によると、小売業者の93%が「オムニチャネル・フルフィルメント戦略を遂行する上で、最も重要な要素はシステム全体の在庫の可視性」と述べているものの、これを実現できているのは45%に留まっていることが分かった。全チャネルにわたり全体在庫を可視化できているのは、さらに下がって39%ほどだという。

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