言葉ではなく、画像の共有で仲間とネットコミュニティを図るPinterest。「日本の食文化」と「ファッション」の2つに注力し、行政/企業とコラボレーションしていくと発表した。
画像共有サービス「Pinterest」を日本で展開するピンタレスト・ジャパンは4月7日、同社代表取締役の定国直樹氏と、米国本社の共同創業者 兼 CEOのベン・シルバーマン氏による記者説明会を行い、日本におけるPinterestの事業展開について発表した。
Pinterestは2010年に誕生し、女性を中心にユーザー数を増やしてきた画像共有サービス。特徴は、ネット上に散在する画像/動画を自分専用のボードに“ピン”し、自分だけのコレクションを作っていくこと。ちょうど、写真ボードに好みの写真をピンで留めていくイメージだ。自身の興味や知りたいことに基づき、ネット上の画像を自分でキュレーションしていくことが特徴で、「『TwitterやFacebookと同じではないか』と言われるが、Pinterestはそれらのソーシャルメディアとはまったく異なるサービスだ」(シルバーマン氏)と述べている。これにより自身の興味/関心事を検索する際、言葉ではなく新たに「ビジュアル」という側面からの発見を促し、新たな価値観を提供できるという。
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