髪が逆立つ地下鉄広告、競合企業を吹き飛ばす――。スウェーデンのドラッグストア・ブランド「Apotek」が地下鉄構内で展開しているサイネージ広告が話題となっている。
Apotek のサイネージ広告について、Mashableが2014年2月26日、記事で、“Hair-Raising Subway Ad Blows Away the Competition”(「髪が逆立つ地下鉄広告、競合企業を吹き飛ばす」)と紹介している。
これはApotekが提供するヘアスタイリング剤の広告。特殊な超音波センサを利用し、ホームに入ってきた地下鉄を感知し、そのスピードに合わせて女性の長い髪がなびくというもので、キャッチコピーは「あなたの髪を生き返らせる」。ユニークな点は、IKEAで使われているビルボードを用いていること。これは異なる3つのメッセージを強調するために赤、青、緑のライトで交互に照らすもので、スペースを最大化する効果がある。
上記の動画によると、ホームを歩いていた人も足を止めて広告に見入っている。Mashableではこの広告について、「テクノロジを活用し、メディアの限界を超えた表現」と絶賛している。
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