ブレインパッドは8月12日、購買行動分析サービスなどメタデータの活用/提供事業を展開するミディーの株式を取得し、同社をブレインパッドの連結子会社にすることを発表した。
ECサイトの利用者行動分析などマーケティング領域におけるデータ分析機能を強みとするブレインパッドと、リアルな売り場における消費者行動分析に強みを持つミディーという両社の特徴を生かし、今後はスーパーマーケットやドラッグストアでの消費者購買行動プロセスを解析し、マーケティング施策における分析サービスを共同で開発していく。
今日のマーケティングは、オフラインとオンラインが融合した形で消費を促進する取り組みが注目されている。こうした中、消費者の関心や購買に至るまでの導線/動機を把握するべく、購買データだけでなく、センシング技術による行動データの取得/分析を行い、より詳細なインサイトを得ることが必要とされている。
消費者の店内での行動を映像やセンサーからデータ化するビジネスに特化しているミディーは、今回の資本/業務提携により、ミディーは、スーパーマーケットやドラッグストアなどへのセンサーの設置機器数を増加させ、より大量のデータを生成/蓄積していく。またブレインパッドは、蓄積されたデータを解析し、さらにデータマイニング/最適化技術を結集させ、ソーシャルメディアデータをはじめとする外部データと店内行動分析データの連携も視野に入れて独自の分析サービスを開発/提供していくという。
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