ソーシャル活動の重要性は認識されている一方で、具体的なビジネスへつながる進展度合いはいまひとつといえる。その理由とは。
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院の経営情報誌「MIT Sloan Management Review」のWebサイトは7月16日、“Social Business: Shifting Out of First Gear”(「ソーシャルビジネス:第一段階からのギアチェンジ」)という論文を発表した。この論文は、企業のソーシャルメディア活動について、99カ国、25業界の2545社を対象にした調査結果(ソーシャルビジネスの思想的なリーダー、30人以上の経営層へのインタビューを含む)をまとめたもので、全4章で構成されている。
本調査によると、ソーシャル活動について「今日のビジネスにとって重要な取り組みだ」と回答した企業は2011年には18%だったのに対し、2012年には2倍に当たる36%の企業がこれに同意。また、40%の企業が「ソーシャルは今後1年間で重要になる」という見解を示した。実際、今年の調査では54%の企業が「ソーシャル活動は重要」と答えている。
 第1回 ソーシャルリスニング、はじめの一歩
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