コンテンツを使って顧客にアプローチする新しいマーケティング手法の登場によって、SEOの考え方にも変化が訪れている。企業が提示するコンテンツ内容の精査と共に、「顧客ライフサイクルに応じたキーワードの設定」「コンテンツを配置するチャネルの特定」を考えてキーワードを設定する必要があるのだ。
今日のデジタルマーケティングでは、SEOのような「キーワードで誘導する」という手法よりも、コンテンツそのもので見込み顧客を誘導するインバウンドマーケティングが力を持ち始めている。例えば、ソーシャルメディアを活用したマーケティングも、究極的には「ソーシャルメディアというプラットフォームで何をどう伝えるか」という戦略だ。こうした意味ではマーケティングの主流は今、コンテンツに傾いているといえるのではないだろうか。
なぜいまオウンドメディアマーケティングなのか――インフォバーン 代表取締役 CEO 小林弘人氏
第1回 広告費の無駄な半分を解消するためには、発想の転換が必要
第2回 コンテンツがContent(非可算名詞)であってContents(可算名詞)ではない理由
第1回 なぜ、今、インバウンドマーケティングなのか
第2回 インバウンドマーケティングの全体像を捉えるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.