SAPジャパン、リアルタイムなビッグデータ分析を実現するSAP HANA SP 6の提供を開始:異種混在環境からリアルタイムに
SAPジャパンは6月27日、インメモリープラットフォームのSAP HANAの最新サービスパック「SAP HANA SP6」の提供を開始した。
»2013年06月28日 09時40分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]
SAP HANAは、トランザクション処理機能や分析/予測機能、テキストセンチメント分析機能を備え、リアルタイムなビッグデータ分析を実現するプラットフォーム。今回提供開始となったSAP HANA SP6では、SAP HANAプラットフォームに「スマート・データ・アクセス機能」を追加することで、さまざまな異種混在環境からリアルタイムにインサイトを獲得できるようになる。SAP HANA SP6はHANA内のデータ仮想化を実行するので、HadoopのほかSAP Sybase Adaptive Server EnterpriseやSAP Sybase IQなどのデータウェアハウス、他社製データウェアハウスなど、構造化/非構造化データを処理するさまざまなデータ環境に対し、動的なクエリを実行できるようになる。
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