米マイクロソフト アドバタイジング、マルチデバイスユーザーの利用形態を調査――4パターンの傾向が明らかにコンシューマー・エクスペリエンス

オンライン広告事業を展開する米マイクロソフト アドバタイジングは2013年3月14日、“Consumer Enperience is the New Crown Prince”(「コンシューマー・エクスペリエンス(顧客経験)という新しい“皇太子”の登場」)と題する研究調査結果を公式ブログで発表した。

» 2013年03月19日 15時35分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 本調査は、消費者がどのようにPCやテレビ、ゲーム機、タブレット、スマートフォンなどのデバイスを使っているのか、その利用パターンを洗い出したもの。米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、イギリスの3586人の消費者を対象に、日々どのようにマルチデバイスを利用するかを調査。結果、4つのパターンが明らかとなったという。

 なお、この調査結果のタイトルは、“Content is King”(コンテンツが王様=コンテンツ至上主義)時代といわれる現在のマーケティング手法にひっかけたもので、本調査により、「コンテンツ至上主義は本質として変わらないものの、新しい要素としてコンシューマー・エクスペリエンス(顧客経験)が重要なファクターになりつつある」と述べている。現在、マーケターの方では静的な広告スペースにコンテンツを配置したものの、顧客側は複数のデバイスを利用しながら、コンテンツの“流れ”を作っている状態だ。米マイクロソフト アドバタイジングは、「その“瞬間”のニーズに合わせられるように、マーケターは顧客がマルチデバイスを使う動機を理解しなければならない」と述べている。

 今回の調査で明らかとなった4つのパターンとは以下のとおりだ。

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