タワーレコード広島店のLINE@アカウントがすごい、開設後1週間でLINE@つながりの顧客25%が来店LINE@はじめました。

コミュニケーションツール「LINE」の開発元であるNHN Japanは、企業向けアカウントサービス「LINE@」の公式ブログで、タワーレコードのLINE@活用事例を発表した。2013年1月中旬、広島店でLINE@アカウントを取得したのを皮切りに、最近は札幌店、新宿店も運用を開始したという。

» 2013年03月13日 10時25分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 もともとタワーレコードでは、各店舗でTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークアカウントを持ち、店舗独自で運営していた。ただTwitterに関しては、新譜情報などの告知ルールや業界の規則に則ることを目的に、運用マニュアルとガイドラインを作成し、2012年4月以降は全店舗での運用を開始。各店舗に対し、Twitterの有益性を説きながら導入を進めていったという。現在同社のTwitterは、キャンペーンやイベント情報を含め、幅広い音楽情報を配信し、人気を博している。

 こうした中、「LINE@アカウントも使いたい」と自発的に手を挙げたのがタワーレコード広島店だ。「店舗が自発的に“やりたい”と言わないと、良い情報も発信されず、更新すらされない」という同社の見解の下、その自発性を買い、他店に先駆けて広島店のLINE@アカウントがスタート。アカウント開設記念として、2013年2月1日〜8日までの一週間、「3000円以上の買い物で10%オフ」という店舗限定クーポンを配布した。開設したばかりのため、当時の広島店LINE@アカウントの友だち数は670人だったが、クーポン有効期間中、25%にあたる170人がクーポンで買い物をしていったという。

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