インプレスR&Dのインターネットメディア総合研究所は11月27日、「LINE」についての調査結果を発表した。LINEの利用者は10〜20代の若年層で50%を超え、企業公式アカウントを「友だち」に追加しているユーザーは全体の48.3%に達している。
スマートフォン/フィーチャーフォンユーザーの端末ごとに性/年代別のLINE利用率を見ると、特に利用率が高いのは女性の若年層で、女性10代のスマートフォンユーザーのLINE利用率は73.0%、女性20代で64.8%だった。男性でも若年層の利用率が高く、男性20代のスマートフォンユーザーで54.8%、男性10代で50.2%だった。30代〜50代では男女とも3割程度の利用率だった。フィーチャーフォンユーザーにおける性/年代別の利用率は、女性10代が23.7%、男性10代が20.2%だった。ユーザー全体で見るとスマートフォンユーザーの42.4%、フィーチャーフォンユーザーの18.2%がLINEを使っている。
LINEで「ブランド・サービス」カテゴリのいずれかの企業公式アカウントを「友だち」に追加して利用しているユーザーは全体の48.3%、「テレビ・エンタメ」のいずれかのアカウントを「友だち」に追加しているユーザーは20.0%だった。
ダウンロードしたことのあるスポンサードスタンプとして代表的なものは、「スパイダーマン」(17.0%)、「ひよこちゃん」(16.4%)、「なっちゃん」(13.6%)だった。いずれかのスポンサードスタンプをダウンロードしたことのあるユーザーの比率は45.0%、平均ダウンロード数は1.4枚(種類)だった。
■調査対象
携帯電話(フィーチャーフォン)やスマートフォンを利用してWebサイトを閲覧している11 歳以上の男女個人
■調査方法
PC上でのインターネット調査
■有効回答数
主に利用している携帯電話がフィーチャーフォンのユーザー 1623
主に利用している携帯電話がスマートフォンのユーザー 1639
■調査期間
2012年10月25日〜10月30日
■調査対象および調査方法
スマートフォンあるいはタブレット端末におけるLINE利用者を対象に、パソコン上でのインターネット調査を実施
■有効回答数 :1115回答(インターネット利用人口別に調整)
■調査期間
2012年11月2日〜6日
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