ディレクタスは11月14日、「メールマガジン購読実態調査」の結果を発表した。調査は2012年10月31日〜11月7日に男女328名を対象にインターネットで実施した。
「読まなくなった、もしくは読みたくないメールマガジンはどうしていますか(複数回答)」という問いに対して「受信の都度、メールソフトの『ゴミ箱フォルダ』に移している」と回答したのは53.8%、「配信停止や退会手続きをしている」としたのが49.7%だった。そのほか「何もしていない」(19.5%)、「自動設定でゴミ箱」(9.4%)という回答が続いた。
「メールマガジンを読まない理由に関して」(複数回答)は、「受信する本数が多すぎる」(43.1%)、「内容が面白くない」(34.6%)、「自分が欲しい内容が送られてこない」(34.0%)などの回答が寄せられた。ディレクタスは「企業側が配信対象者として捉えている母数には、事実上のオプトアウトと同様の無反応者が多数含まれていると考えられる」と指摘。メール不要者に配信を続けることによるブランド棄損リスクや、配信対象者の中にメール無反応層が含まれることで、メール反応の正しい評価(開封率やクリック率など)ができないリスクがあると分析している。
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