モーションビートは同社スマートフォン向けSSPをフリークアウトのDSPと連携させると発表した。同社はスマートフォン向けのSSPとしては国内最大級のRTBマーケットを提供できるとアピールする。
モーションビートは11月5日、同社のスマートフォン向けのSSP(※1)「AdStir」とフリークアウトのDSP(※2)「FreakOut」 を連携し、RTB(※3)接続に対応させると発表した。AdStirは、RTB広告の連携先として、2012年4月に接続を開始した自社DSP「Bypass」、マイクロアドの「MicroAd BLADE」、グリーの「GREE Ads DSP」との接続を完了している。今回新たにFreakOutと連携し、RTB接続を開始する。モーションビートは今後、プラットフォームワンやStrikeAdとも連携を予定しており、スマートフォン向けのSSPとしては国内最大級のRTBマーケットを提供できるとアピールする。
※1 SSP(Supply Side Platform)
複数の広告案件を一元管理し、配信を最適化することで収益の最大化を狙うサプライサイド(媒体側)の広告管理プラットフォームのこと。
※2 DSP(Demand Side Platform)
設定した配信ロジックに従って、最適なユーザーへ広告を配信し、広告効果の最
大化を狙うデマンドサイド(広告主側)の広告管理プラットフォームのこと。
※3 RTB(Real Time Bidding)とは
RTB広告とは、広告主がDSPを使い、SSPを経由して媒体の広告枠を入札形式でインプレッションごとに買い付けを行う広告技術のこと。これにより広告主は効果に見合った最適な値付けを行うことで広告効果の向上を図ることができる。
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