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» 2014年06月02日 08時00分 UPDATE

【連載】IOT(Internet of Things)時代のブランドエクスペリエンス:第2回 “さわれるデジタル”の到来 (1/5)

企業は“どういったブランドエクスペリエンス”を提供すべきなのでしょうか? ブランドエクスペリエンスを提供する手段として、より直感的にブランドの価値が伝わる「さわれるデジタル」ともいうべき手法が登場してきています。今回はそんな「さわれるデジタル」をご紹介します。

[神谷憲司,スパイスボックス]

ブランドエクスペリエンス表現手法の新しい流れ

 「第1回 iBeaconでヒト/モノ/データをつなぐ」では、BLE(Bluetooth Low Energy)技術が可能にするブランドエクスペリエンスの新しいあり方を紹介しました。今回はよりブランドエクスペリエンスの体験/表現の部分に軸足を移したお話をさせていただきたいと思います。

 企業は“どういったブランドエクスペリエンス”を提供すべきなのでしょうか? その企業の商品やサービス、あるいは、企業価値を消費者に気づいてもらい、好きになってもらうこと、そして、その体験が生活者の間でシェアされ、ブランドファンと企業がつながっていくようなブランドエクスペリエンスを提供することが重要だと思います。そういったブランドエクスペリエンスを提供する手段として、より直感的にブランドの価値が伝わる「さわれるデジタル」ともいうべき手法が登場してきています。今回はそんな「さわれるデジタル」をご紹介します。

「さわれるデジタル」を可能にするインターフェイス技術

 今回お話するテーマは、WHITEが提唱する「computing anywhere/anytime」の体験の中でいうと、基礎技術領域の主にCHI(computer human interfce)の話になります。

spice02_x.jpg

 上記の図でいうと左下の領域です。CHI(computer human interface)とはコンピューターと人間が情報をやり取りする際のインターフェイスのことです。いわゆるGUIと呼ばれるコンピューターのデスクトップ画面などもこれにあたりますし、最近話題のGoogle Glassなどのウェアラブルなインターフェイスもそうです。

 ここ数年来、この領域では、AR/VR 、それらを用いたクロスモーダル、haptics なインターフェイスが登場してきていて、いままでのデジタル体験と大きく異なる体験が提供可能になっています。これらの技術は比較的長いことブレークスルーがなかったのですが、それも状況が変わりつつあります。

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