今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
まずは、サイト内検索ツールの国内売れ筋TOP5を紹介します。
4月は、ランキングの順位の変動はありませんでした。唯一プラスとなったのは、1位のGoogle「Programmable Search Engine(プログラム可能な検索エンジン)」で、186ドメインの増加でした。
一方、他の全ブランドは、前月と比較してマイナスの結果となりました。
優れた、理想的なサイト内検索というのは、ユーザーがあれこれ考える必要なく、無意識に使えることです。
米Algoliaは、2024年4月11日に「What is AI-powered site search?」を発表しました。今回は、その一部を紹介します。
サイト内検索は、特定のコンテンツを簡単に見つけるための機能です。
購入手続きが難し過ぎると、ブランドを切り替える可能性のある人は74%です。サイト内検索をする人のコンバージョン率は2倍であることを考えると、サイト内検索は顧客体験の重要な要素となります。簡単に言えば、サイト内検索ソリューションによってコンテンツを見つけやすくすることが、顧客満足度とユーザーエンゲージメントの向上につながります。
優れた検索は企業間の差別化要因ですが、そのニーズは複雑化しています。NetflixやPinterestなどのWebサイトのおかげで、消費者は瞬時にパーソナライズされたコンテンツを受け取ることに大きな期待を寄せています。
AIを活用した検索は、ユーザーの期待と満足できない検索エクスペリエンスとのギャップを埋めるのに役立つと考えられます。
出典:What is AI-powered site search?(外部リンク/英語)
次に、ライブチャットツールの国内売れ筋TOP5を紹介します。
ライブチャットは「リアルタイムで顧客や見込み客と関わる」「プロアクティブなサポートで顧客サービスを顧客の満足度に変える」「売り上げを伸ばし、コンバージョンを増やす」など、さまざまなベネフィットがあります。今や、ライブチャットは、顧客エンゲージメントに不可欠なツールとなっています。
ライブチャットツールも、ランキングの順位に変動はありませんでした。3月は対前月で全てのブランドが微増していましたが、4月は全てのブランドが微減しました。
TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。
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