楽天インサイトが「AIに関する調査」結果を発表。AI(人工知能)のイメージや生活への関与、仕事への影響などについて聞いています。
楽天インサイトは2024年3月7〜8日の2日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から全国の20〜69歳の男女900人を対象に「AIに関する調査」を実施しました。なお、今回の調査における設問の一部は、生成AIで作成し聴取を行っています。楽天インサイトが実施する公開レポートにおけるAIツールの活用は今回が初めてです。
AIが自身の生活に関与することに対してどのように思うかを聞いたところ、「良い印象を持っている」が70.8%(「とても良い印象を持っている」12.0%と「やや良い印象を持っている」58.8%の合計)という結果になりました。年代別では、40代で「良い印象を持っている」が77.6%で、全体より5ポイント以上高い結果となりました。
AIが自身の生活に関与することに対して良い印象を持っている人にその理由を聞いたところ、「時間短縮になるから」(53.8%)が最も多く、「人間では起こり得るミスを減らすことができるから(データ入力での誤入力、文書作成での文法ミス、スペルミスなど)」(47.3%)、「自分では見逃してしまうようなモノやコトを見つけてくれるから」(37.8%)が続きました。「自分では見逃してしまうようなモノやコトを見つけてくれるから」の回答は年代が上がるにつれて増える傾向が見られました(20代:23.6%、30代:32.5%、40代:39.0%、50代:41.3%、60代:50.4%)。
AIに任せた方が良いと思う業務と人間が対応した方が良いと思う業務をそれぞれ聞いたところ、AIに任せた方が良いと思う業務は「製品の在庫管理」(53.7%)が最も多く、「経理処理」(52.3%)、「資料作成」(52.1%)が続きましたた。一方、人間が対応した方が良いと思う業務は「最終意思決定」(56.4%)が最も多く、「医療行為」(49.9%)、「従業員の採用」(47.7%)が続きました。
AIについて持っている感情について聞いたところ、最多は「期待」(31.4%)。以下、「好奇心」(21.0%)、「不安」(13.4%)が続きました。年代別では40代以降において「疑念」の回答が増える傾向にありました(40代:7.8%、50代:10.1%、60代:13.6%)。
AIの普及により自分の仕事がどのような影響を受けると思うかを聞いたところ、「良い影響(プラスの影響)を受ける」と回答した人は75.2%(「良い影響を受ける」17.0%と「どちらかというと良い影響を受ける」58.2%の合計)。「悪い影響(マイナスの影響)を受ける」は24.8%(「悪い影響を受ける」4.0%と「どちらかというと悪い影響を受ける」20.8%の合計)でした。
AIの普及により自分の仕事がなくなることを「心配している」と回答した人は24.8%(「とても心配している」5.3%と「やや心配している」19.6%の合計)、「心配していない」と回答した人は44.4%(「まったく心配していない」14.5%と「あまり心配していない」29.9%の合計)でした。年代別でみると、「心配している」と回答した人は20代(33.0%)と40代(30.1%)で全体より5ポイント以上高くなりました。
AIを自分の仕事に取り入れることに対して「積極的」と回答した人は40.2%(「とても積極的」8.3%と「やや積極的」31.9%の合計)。「積極的ではない」は16.6%(「まったく積極的ではない」5.9%と「あまり積極的ではない」10.7%の合計)でした。
なお、AIに対する感情とAIの普及が自分の仕事に及ぼす影響についての設問は生成AIが作成したものです。
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