Twitterの共同創業者で元CEOのジャック・ドーシー氏が支援する分散型SNS「Bluesky」が注目を集めている。リアルタイムSNSとして、揺らぐ本家Twitterに取って代わる存在になり得るか。
2021年の立ち上げ時にTwitterが1300万ドルを投資した「Bluesky」プロジェクトは、最終的に独立した組織になった。BlueskyがTwitterから事実上分離された2022年10月以降も、ドーシー氏はBlueskyに資金を提供し続けている。マスク氏とTwitterはBlueskyへの資金提供を停止したが、ドーシー氏は自分の持ち分のTwitter株をBlueskyにロールオーバー(移管)することで、事業を継続する道を開いたのだ。現在、マスク氏が初期段階で資金を提供したOpenAIがマスク氏抜きで収益を上げるようになっていることを考えると、Blueskyが正当な後継者としてTwitterの脅威になった場合、マスク氏は面白くないだろう。
編注:本稿は「イーロン・マスク氏のTwitterからユーザーが意外と去らない最大の理由」の続きです。
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