マーケティングにおける重要なプッシュツールであるメールマガジンについて、受け取る側の利用状況を調査しています。
メッセージングプラットフォーム「Cuenote」を提供するユミルリンクは、ITサービス開発やコンテンツ制作事業を営むライトアップと共同で、メールマガジンの閲覧状況に関する調査を実施しました。調査対象となったのは、ビジネス利用およびプライベート利用のメールマガジンをそれぞれ1通以上登録している20歳以上の男女1023人。実際にメールマガジンを受け取った際にどのような行動を取るのかを聞いています。
メールマガジンの閲覧時間に関して、回答者の67.1%が「1分以内」と回答。中でも最も多かったのが「30秒〜1分」で、29.8%に上りました。
メールマガジンの閲覧方法に関して、最多は「上から下まで見るが、気になった情報だけ読む」(50.6%)で、「気になった情報だけ読む」(43.9%)が続きました。「上から下までくまなく読む」と回答した人はわずか15.9%でした。
ユーザーはメルマガで素早く情報収集できることを求めており、1分以内に情報を取得できるコンテンツボリュームがマッチしていることが分かります。具体的にどの程度のコンテンツボリュームが望ましいのかを聞くと「1通当たり2〜3コンテンツ」という回答が58.7%を占めました。
メールマガジンをきっかけとした行動について質問すると、最多は「気になった商品やサービスを店舗に見に行ったり、購入・申し込みする」(42.9%)で、「気になった商品やサービスをWebで購入・申し込みする」と回答した人も41.8%に上りました。
顧客が触れるコンテンツが多様化している中でも、直接・間接的にまだ効果が見込めるメルマガ。その効果を最大限に発揮するような発信を心掛けたいものですね。
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