スポーツにおけるトップブランドの座を巡ってし烈な競争を繰り広げてきたナイキとアディダス。長い歴史の中でファンの心をつかむためにどのようなことをやってきたのか。
編注:本稿は3回シリーズの第2弾で「『ナイキ』と『アディダス』 ブランド対決の歴史をさくっと振り返る」の続きです。
今でこそAdidas(アディダス)は、ミュージシャンやアーティスト、クリエイターなど、スポーツ界以外のスターとパートナーシップを組むことが多い。しかし、1980年代半ばは、このコンセプトは斬新だった。ヒップホップグループのRun-D.M.C.がAdidasのシューズを履いて「My Adidas」という曲で支持を不動のものにしたとき、同社のバスケットボールスニーカー「Superstar」は一気にストリートファッションに浸透した。
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