商品購入時の意思決定において、ソーシャルサークルの意見は重要な情報源です。今回は、世界の人々がインフルエンサーにどれだけ影響を受けているか(インフルエンサーがどれだけインフルエンスしているか)を、国別に見てみましょう。
世界で22億人の視聴者を持つYouTubeをはじめ、日々の世論形成から商品の認知向上や実際の購入に至るまで、今やソーシャルメディアが及ぼす影響は計り知れません。何かを購入する際の意思決定において、ソーシャルサークルの意見は重要な情報源となります。読者の皆さんはいかがですか。インフルエンサーをフォローしていますか。マーケターとして、インフルエンサーとコラボレーションをした経験はありますか。
世界56の国と地域を対象に実施したStatista のGlobal Consumer Surveyの調査結果によると、世界の人々は少なからず「インフルエンサー」を信頼しているとの結果が出ています。そして興味深いことに、ソーシャルメディアを日々賑わせるフレンドリーな人々を信頼する度合いについては各国で異なるようです。
今回はこの調査の結果を基に、世界の人々がインフルエンサーにどれだけ影響を受けているか、国別に見てみましょう。下のグラフは「商品やサービスを購入したのはインフルエンサーの紹介があったから」と回答した人の比率が高い国のランキングです。2019年とコロナ後の2021年の比較もしています。
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