調査リポート
» 2021年06月01日 06時00分 公開

日本のオンラインショッピングはスマホ中心、Webサイト滞在時間は短い――アドビ調査今日のリサーチ(1/2 ページ)

「Adobe Digital Economy Index」の日本市場分析結果から見た日本のEコマースの傾向と対策について。

[ITmedia マーケティング]
テイラー・シュライナー氏

 Adobeが2020年4月より毎月公開しているデジタル経済指標「Adobe Digital Economy Index(以下、DEI)」において、初となる日本市場版の分析結果が発表されました。

 DEIは、1兆回を超えるサイトアクセス数と18の製品カテゴリーにおける1億以上のSKUをカバーするAdobe Analyticsの分析データを利用しています。DEIの測定に合わせて行われた補完調査は米国、英国、日本の3カ国で、それぞれ18歳以上の消費者1000人を対象に2021年2月26日〜2021年3月2日と2021年3月24日〜2021年3月29日に実施されました。

 日本法人のアドビは2021年5月25日に記者説明会をオンラインで開催。Adobeでデジタルインサイト担当ディレクターを務めるテイラー・シュライナー氏が分析結果のハイライトを紹介しました。

 2021年第1四半期における世界のEコマース支出は約8760億ドルで前年同期比約38%成長となりました。通年では4兆2000億ドルを超えると見込まれます。対して日本では、前年同期比15%増でした。米国は同時期に39%増、英国は66%増であることから、比較的緩やかな成長といえます。

日本のEコマース支出の推移(出典:Adobe Digital Economy Index、以下同)

 日本におけるECサイトへの訪問数は前年同期比で19%増となりました。注文額も前年同期比15%増となっています。ただし、サイト訪問から注文への転換率(コンバージョン)が16%低下したことから、訪問数と注文額の増加傾向が一部相殺されています。

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