調査リポート
» 2021年05月07日 19時00分 公開

コロナ禍でのEC利用は「安さ」より「注文のしやすさ」重視の傾向――流通経済研究所調べ今日のリサーチ

全国1万人調査から分かったショッパーのネット利用の変化。

[ITmedia マーケティング]

 公益財団法人流通経済研究所が主催するネットショッパー研究会は、全国1万人のショッパー(買い物客)を対象に、ECによる食品・日用品販売の現状を把握するための調査を毎年実施しています。

 2020年の調査では、ECを直近1カ月に利用した人に対し、各項目について「インターネットで買い物をする際に重視する」かどうかを聴取しています。図の棒グラフは、「食品」を購買する際に各項目を「重視する」と回答した人の割合で、折れ線グラフは、前年度の同設問とのギャップを示しています。

EC利用時に重視する点(上位8項目)(出典:公益財団法人流通経済研究所ネットショッパー研究会)

 回答者の割合が最も多かったのは「配送料がかからない」で、EC利用者の5割弱が重視すると回答し、前年比1ポイント程度の増加。一方、「配送料が安い」を重視する人の割合は1ポイント以上減少しています。他に1ポイント以上減少した項目として「近隣店舗よりも安く買える」「実店舗と同じ商品を安く買える」があり、「安さ」に関する項目はいずれも回答者の割合が減少しています。逆に、「注文操作がわかりやすい」項目は前年比3ポイント近く増加しています。

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