世界のマッチングアプリ(デートアプリ)市場のすう勢と、ウィズコロナの展望。
今や恋人探しもオンラインが主戦場の様相です。婚活・恋活の成功には、アルゴリズムによる最適なマッチングこそ命。あらためて考えてみると、ITmedia マーケティング読者に関係の深いAdTech(外部リンク/英語)をはじめとするテクノロジーも、その本質的な提供価値はマッチングにあります。広告枠と広告出稿したい企業をマッチングしてコンバージョンを獲得するように。人間同士の恋の御膳立てにおいても、費用対効果の高い最適なマッチングテクノロジーが貢献して何ら不思議ではありません。
実際、世界ではマッチングアプリ(デートアプリ)の力を借りてパートナーを探す人が急増しています。Statistaの「Digital Market Outlook」(外部リンク/英語)は、オンラインデートサービスのアクティブユーザー数は、2021年末までに全世界で3億7000万人に達すると予想しています。有料会員からの売り上げを中心に世界全体で約32億ドルの収益が見込まれており、3年後の2024年には市場規模が約42億ドルとなりそうです。その時点でのマッチングアプリの普及率は世界で5.7%程度の見通しです。
それでは、日本を含む各国のオンライン恋愛事情と、ウィズコロナ以降の行方にも目を向けてみましょう。
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