凸版印刷は、B2C領域のデジタルメディア事業に特化した新会社を設立する。
凸版印刷は、印刷など既存事業とデジタルの融合を進めるトッパン・デジタルトランスフォーメーション(以下 T-DX)戦略を拡大し、B2C領域のデジタルメディア事業に特化した新会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)を立ち上げ、2019年4月1日より事業を開始する。
新会社の母体となるのは凸版印刷のグループ会社であり、地図検索サービス「Mapion」を運営するマピオンだ。ここに月間1100万人が利用する凸版印刷の電子チラシサービス「Shufoo!」を事業承継し、電子書籍の「BookLive」や資本提携先の各B2Cメディアサービスを結集する。それぞれのメディア合計で月間3500万人以上の生活者と直接つながることができるようにしつつ、データとコンテンツ、メディア、システムといった資産を活用して収益の拡大を目指す。一方で、その資産を基幹事業にも活用することでグループ全体の成長に貢献したい考えだ。
マピオン提供の「環境データマート」と連携:電子チラシサービス「Shufoo!」、天気に合わせた広告を自動配信
利用者と事業者それぞれのメリットは?:電子チラシサービス「Shufoo!」、ID連携サービスを開始
システム開発不要で導入・運用も簡単:凸版印刷、決済やポイント付与など複数機能が利用可能な電子スタンプサービスを提供
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